20050209(水)
西日本新聞
2005年掲載当時の営業時間は「pm3時〜8時」でしたが
2010年から「pm3時〜6時」になりました。

昔懐かし味復活
タコなしたこ焼き
島原の商店街
丸天入り5個100円


 
一見ふつうのたこ焼き。
しかし中身はタコでなくかまぼこ入り―

島原市万町の中央街アーケード内にある
民芸喫茶店「しまばら水屋敷」で、
丸天かまぼこを使ったたこ焼き「島原なしタコ」が登場した。

五個で百円と格安。
買い物客や通学客の人気を集めており、
同店主人の石川俊男さん(40)は
「ゆくゆくは島原の名物にしたい」と意気込んでいる。

材料は、国産の小麦粉島原産の卵
同じ商店街内の魚屋で販売している丸天かまぼこなど。

小麦粉を溶く水には島原のわき水を使い、
ソースには隠し味として地元産のしょうゆを加えるなど、
“島原らしさ”にこだわっている。

石川さんは小学生のころ、
市内のたこ焼き屋で、三個十円のタコなしたこ焼きをよく食べたという。
「シンプルな味だったけどおいしかった。その味を復活させたかった」
と石川さん。

同店の敷地の一角に、木材を組み立てた簡易型店舗をつくり、
今月三日から販売を始めた。

器は発泡スチロールでなく、木の皮製の舟型を使うなど
レトロな雰囲気にも心がけた。
既に固定客もついたという。

営業は午後三時―同八時。不定休。
喫茶店が忙しい夏季は休む予定。
問い合わせ=0957(62)8555。
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2005年掲載当時の営業時間は「pm3時〜8時」でしたが
2010年から「pm3時〜6時」になりました。